特別展「国宝 桜ヶ丘銅鐸をめぐる弥生世界(仮称)」
▼展覧会のみどころ▼ 神戸市立博物館が所蔵する国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈群の発見から国宝指定までの歩みを辿るとともに、同じく国宝の加茂岩倉銅鐸(島根県)をはじめ各地の重要文化財の銅鐸が神戸に集結し、銅鐸はなぜ埋められたのかその実態に迫ります。 また、同展では桜ヶ丘銅鐸・銅戈群と同じ六甲山南麓から出土した銅鐸を神戸に里帰り展示。 銅鐸とともに生きた人々のくらし―弥生世界を最新の発掘調査事例も交えてご紹介します。 ▼展覧会の内容▼ 桜ヶ丘銅鐸・銅戈群は、1964年12月10日、神戸市灘区桜ヶ丘町にて偶然発見されました。銅鐸14点と銅戈7点が一緒に埋納されていたこと、絵画表現がみられる銅鐸が含まれるなどその重要性から1970年に国宝に指定されます。 弥生時代の社会において祭器(まつりの道具)であったと考えられている銅鐸。その多くは単体での出土ですが、桜ヶ丘銅鐸・銅戈群のように銅鐸を複数埋めることには、どのような意味があるのでしょうか。本展では、国宝 加茂岩倉銅鐸(島根県)、重要文化財 大岩山銅鐸(滋賀県)、重要文化財 柳沢銅鐸(長野県)などの事例から、その意味を考えます。 また、桜ヶ丘銅鐸・銅戈群が発見された六甲山南麓は、銅鐸の発見が多い地域として古くから知られています。本展では、六甲山南麓の銅鐸が一堂に会するとともに、周辺集落などの様子も出土資料で辿ります。 発見から60年を経て、改めて国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈群の魅力と当時の人々の営みをご紹介します。
開催期間
~▼開館時間:9時30分~17時30分(金曜と土曜は20時まで) ※展示室への入場は閉館の30分前まで ▼入 場 料:一般1,500円(1,300円)、大学生750円(650円)、高校生以下無料 ※本展観覧券にて同時開催企画展・コレクション展示室も入場いただけます。 ※()内は20名以上の団体料金 ※神戸市内在住で満65歳以上の方は、当館窓口にて証明書の提示により、当日一般料金の半額。 ※障害のある方は障害者手帳などの提示で無料 ※大学生以下の方は、学生証・生徒手帳などをご提示ください。 ▼主 催:神戸市立博物館 ▼協 賛:公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部(予定) ▼後 援:NHK神戸放送局、Kiss FM KOBE ▼特別協力:島根県立古代出雲歴史博物館 ▼協 力:一般社団法人神戸観光局
休業日など特記事項
▼休館日:月曜日、7月22日(火)、8月12日(火) ※ただし、7月21日(月・祝)・8月11日(月・祝)は開館
開催場所
神戸市立博物館 2階 南蛮美術館室、特別展示室2ホームページ
交通アクセス
■三宮から JR「三ノ宮」駅 西口より徒歩10分 阪急「神戸三宮」駅 西口より徒歩10分 阪神「神戸三宮」駅 西口より徒歩10分 地下鉄(西神・山手線)「三宮」駅 西出口1より徒歩10分 地下鉄(海岸線)「三宮・花時計前」駅より徒歩10分 ポートライナー「三宮」駅より徒歩15分 ■元町から JR「元町」駅 東口より徒歩10 分 阪神「元町」駅 東口より徒歩10 分 地下鉄(海岸線)「旧居留地・大丸前」駅より徒歩8分 ■新神戸駅から 地下鉄(西神・山手線)で「三宮」駅下車 ■神戸空港から ポートライナーで「三宮」駅下車 ※当館には駐車場はありません。お近くの有料駐車場をご利用ください。
主催者
神戸市立博物館
主催者連絡先(電話番号)
078-391-0035