秋季企画展「技術をコメた米づくり」
中国大陸から稲作が伝来した弥生時代。狩猟採集に大きく依存してきた人々のくらしは、水田を切り拓いて米を生産し、貯蔵することによって大きく変わったと考えられます。以来、2千年以上にわたり日本列島では米づくりが行われ、その技術に改良が加えられてきました。現代の生活においてもコメは欠かせない存在といえます。人々は米づくりとどのように向き合い、歩んできたのでしょうか? 今回の展示では、米づくりの歴史と技術のうつりかわりを考古資料から探ります。
開催期間
~〇開館時間:10時~17時 ※入館は16時30分まで。 〇入館無料 〇展示構成(予定) Ⅰ 稲作伝来 中国大陸から日本列島への稲作伝来、大阪湾岸における最初期の水田稲作についてご紹介します。 Ⅱ 米をつくる 神戸市内の遺跡からみつかった水田跡や農具から、水田耕作の進展を探ります。 Ⅲ 米をめぐる社会 米づくりをめぐる社会の姿と食の変遷を辿ります。 Ⅳ これからの米づくり 近代への歩みの中で、米づくりを取り巻く環境はどのように変化してきたのか。 私たちのくらしと共に振り返ります。 〇関連事業(予定) ①連続講座 場 所:3階研修室 募集人数:各回当日先着80名 参加費:無料 第1回「胎土からみる縄文時代の土器製作」 2025年9月27日(土)14時~15時30分 https://event.city.kobe.lg.jp/event/0P7ZmS2MwmcLzpD90aQg 第2回「遺跡に学ぶ“食べる”の歴史」 2025年10月25日(土)14時~15時30分 https://event.city.kobe.lg.jp/event/DYPwXkQTPS0BjVTlvVpQ 第3回「古代のU字形鉄製鋤鍬先」 2025年11月22日(土)14時~15時30分 https://event.city.kobe.lg.jp/event/YybH1fS7fKDJMZVumObR ※「連続講座」(全6回)の参加者には毎回スタンプを押印し、修了証を授与します。 ※開催内容等の詳細については、上記「おでかけKOBE」の該当ページをご確認ください。 ②展示解説会 展示資料の魅力や見どころについて、学芸員が解説します。 日 時:2025年10月13日(月・祝)11時~11時30分、14時~14時30分 2025年11月16日(日) 11時~11時30分、14時~14時30分 場 所:1階企画展示室 募集人数:当日先着30名 参加費:無料 ③講座「土器でコメを炊いてみよう!」 土器を使用して、米を炊く実験を行います。 日 時:2025年10月19日(日) 10時~13時 募集人数:8組 参加費:1組500円 ④体験!考古学講座「茅葺職人さんと竪穴住居を建てよう」 日 時:2025年11月15日(土) 10時~15時 募集人数:20組 参加費:1組300円 https://event.city.kobe.lg.jp/event/v0N8MnJOenLmTIb8UGhq ※③と④のお申し込みについて、講座の内容を「おでかけKOBE」に順次掲載します。掲載ページの「申し込みフォーム」からご応募ください。 ・応募者多数の場合は、抽選いたします。 ・小学生以下は保護者同伴でご参加ください。 ・KOBE生涯学習パスポート「マナビィ単位認定制度」対象です。
休業日など特記事項
毎週月曜日、及び9月16日(火)、24日(水)、10月14日(火)、11月4日(火) ※但し10月13日(月)、11月3日(月)、24日(月)は開館。
開催場所
神戸市埋蔵文化財センターホームページ
https://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/index.html
交通アクセス
市営地下鉄 三宮駅から西神中央駅まで約30分 神姫バス 明石駅から西神中央駅まで約35分 ※各線西神中央駅から南へ徒歩8分 ※駐車場はありません
イベントに関するFAQ
Q1.駐車場はありますか。 A1.当センターに観覧者用の駐車場はありません。 車でお越しの方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。