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特別展 時をかける版画

神戸市立小磯記念美術館

戦前から版画に関心を持っていた小磯良平(1903-1988)は、戦後、東京藝術大学で教鞭をとり、版画教室の開設に尽力しました。また、指導を小野忠重(1909-1990、木版画)、脇田 和(1908-2005、石版画)、駒井哲郎(1920-1976、銅版画)など各分野の名手に委ねました。 小磯の銅版画の刷りの一部を、中林忠良(1937-、銅版画)が担当しています。 彼の同級生には星野美智子(1934-、石版画)、野田哲也(1940-、木版画、シルクス クリーン)、柳澤紀子(1940-、銅版画)など現在も第一線で活躍する版画家たちがいます。 本展では、小磯良平による銅版画と石版画の代表作と、指導者や版画研究室の教え子たちの作品を紹介します。当館が管理するエッチング原版と作品の一部対比も予定しています。多彩な版画は、人が生きた時間を刻み、社会と歴史についても考えさせられます。小磯良平と版画をめぐる人々に特化した初めての展覧会です。 (文中敬称略、生年順に記載)

開催期間

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午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

開催場所

神戸市立小磯記念美術館

ホームページ

https://www.city.kobe.lg.jp/a45010/kanko/bunka/bunkashisetsu/koisogallery/tokiwokakeruhanga.html

交通アクセス

電車:JR「住吉駅」、阪神「魚崎駅」から六甲ライナーに乗り換え、「アイランド北口駅」で下車、西へ徒歩すぐ バス:阪急「御影駅」南側からみなと観光バス131系統で「ウエストコート3番街前」下車すぐ、JR「新神戸駅」から、みなと観光バス21系統「神戸ベイシェラトンホテル」下車徒歩7分

主催者

神戸市立小磯記念美術館

主催者連絡先(電話番号)

078-857-5880