災間スタディーズ #2「記録を集め、受け渡す」
阪神・淡路大震災から30年を迎えようとする2025年に向け、「災間」「分有」という2つのキーワードを軸に、震災を経験した地で行われた活動と、それによって生まれた記録や表現に光をあて、継承の糸口をさぐるプロジェクト「災間スタディーズ:震災30年目の“分有”をさぐる」。 全3回シリーズの第2回ディスカッションでは、官民双方の立場から被災記録の収集、保存、活用に尽力してきた佐々木和子さん(震災・まちのアーカイブ会員、神戸大学人文学研究科学術研究員)をお迎えします。 これまでに行政の立場では兵庫県の資料収集事業(のちに「人と防災未来センター」に移管)に携わり、民間の立場では、神戸市長田区「震災・まちのアーカイブ」での資料収集、保存、活用に携わってこられた佐々木さんは「震災資料とはなにか」と問われたとき、「震災に関わるものは何でも」と答えます。 これは、佐々木さんが関わってきた活動に共通する理念だといいます。ディスカッションでは、佐々木さんの約30年にわたる取り組みを振り返りながら、活動するなかでどのような記録や人びとの出会いがあったのか、「記録を集め、受け渡す」ことの切実さについて、災間文化研究会とともに考えます。 ▼ゲスト 佐々木和子(震災・まちのアーカイブ会員、神戸大学人文学研究科学術研究員) ▼聞き手 佐藤李青、高森順子、宮本匠(災間文化研究会) ▼参加費 無料 ▼定員 30名(要事前申込) ▼申込方法 ウェブサイト(https://kiito.jp)よりお申し込みください。
開催期間
14:00~17:00
休業日など特記事項
月曜休館
開催場所
デザイン・クリエイティブセンター神戸 2階 ギャラリーCホームページ
料金
無料
申込方法
事前申込制 2024年8月からウェブサイトにて受付
募集期間
- 開始:
- 終了:
募集人数・組数
30人
受付方法
先着順
イベントに関するFAQ
ゲストプロフィール: 佐々木和子(震災・まちのアーカイブ会員、神戸大学人文学研究科学術研究員) 1996年12月から2002年3月まで兵庫県による震災資料収集・保存活動に嘱託として従事。1998年3月震災・まちのアーカイブ設立にかかわり、現在活動中。その間、研究員、ボランティアとして、阪神・淡路大震災にはじまる震災資料収集・保存に取り組む。
主催者
デザイン・クリエイティブセンター神戸
主催者連絡先(電話番号)
078-325-2235