1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち
阪神・淡路大震災から30年を迎えるに際し、6組7名のアーティストによるグループ展を開催します。 1995年1月17日の震災では、兵庫県立美術館の前身である兵庫県立近代美術館(1970-2001)も建物や収蔵品に大きな被害を受けました。同館を引き継ぎ、2002年に震災復興の文化的シンボルとして開館した当館では、これまでも震災後の節目の年に関連展示を開催してきましたが、今回が初めての特別展会場での自主企画展となります。 1995年から2025年までの30年の間に、アメリカ同時多発テロ(2001年)、東日本大震災(2011年)、ロシア軍によるウクライナ侵攻(2022年)、そしてイスラエルとハマスの武力衝突(2023年)、能登半島地震(2024年)と、世界は多くの自然災害や紛争に見舞われてきました。明るい未来を想像することはますます困難な状況となっていますが、そのような時代に求められる希望とは――。 簡単には答えの出ないこの問いを、それでも、あるいはだからこそ考え続けるための、ひとつの場となることを目指し、本展を開催します。アーティストとその作品、何らかの出来事と、それらと出会うみなさんが展覧会という場につかのま集うこと。言い換えれば、今それぞれに生きる「わたしたち」こそ「希望」の出発点にほかならない、そのような思いを展覧会名に込めています。
開催期間
~休館日:月曜日[ただし1月13日(月・祝)と2月24日(月・振休)は開館、1月14日(火)と 2月25日(火)は休館]、12月29日(日)~1月3日(金)] 開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休業日など特記事項
観 覧 料:一般1,600円(1,400円)、大学生1,000円(800円)、高校生以下無料、70歳以上800円 ※()内前売料金 12月20日(金)23:59まで販売 障害者手帳等をお持ちの方(一般)400円、障害者手帳等をお持ちの方(大学生)250円 ◆一般以外の料金でご利用される方は、証明書を観覧当日ご提示ください。 ◆障害者手帳等をお持ちの方1名につき、その介助の方1名は無料。 ◆団体(20名以上)でご鑑賞いただく場合は1ヶ月前までにご連絡ください ◆コレクション展は、別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は「割引」があります)。
開催場所
兵庫県立美術館ホームページ
交通アクセス
・阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から徒歩約8分 ・JR神戸線灘駅南口から徒歩約10分 ・阪急王子公園駅西口から南徒歩約20分 ・JR三ノ宮駅南から神戸市バス(29・101系統)にて約15分、「県立美術館前」下車すぐ ・地下駐車場(乗用車80台収容・有料)