デザイン・クリエイティブセンター神戸では、株式会社良品計画と協同し、ワークショップ「着物生地や端切れでジュートマイバックをアレンジしよう」を開催します。 当センターでは、洋裁やおしゃれのセンスを学び、その技術を活かして日々の暮らしを楽しむことを目指した、シニア女性を対象としたプロジェクト「大人の洋裁教室」を2016年より開催しています。 近年は、自身のスキルアップから身につけたスキルを生かすため、図書館バックの制作や、子どもを対象としたワークショップの講師を担当するなど、「大人の洋裁教室」受講生（通称：洋裁マダム）の活躍の場が広がっています。 今回のワークショップでは、シンプルで洗練されたデザインが人気の無印良品のジュートマイバックをベースに、着物生地や無印良品の端切れ生地を自由に組み合わせ、華やかなコサージュを作ったり、生地をハンドルに巻き付けたり、夏を彩る素敵なオリジナルバックをつくります。 また、ワークショップの関連企画として、洋裁マダムによるジュートマイバックのアレンジ作品や、洋裁マダムが仕立てた洋服を無印良品の夏服とあわせて展示するほか、作品の販売も行います。 ◆「大人の洋裁教室」について： 2015年に開催した「LIFE IS CREATIVE展」から始まった、いつまでも美しく、おしゃれでありたい大人の女性のためのプロジェクト。「洋裁マダム」と呼ばれる受講生たちが洋裁やおしゃれのセンスを学び、技術を活かして日々の暮らしを楽しむことを目指して活動している。これまでに、眠っていた和服を持ち寄って、2016年の一期生はよそいきのワンピースに、2017年の二期生は夏のシャツに仕立て直すなど、定期的にスキルアップ講座を開催している。2023年より培ってきた洋裁スキルを活かした新たな展開として、神戸市立三宮図書館との連携事業として図書館スタッフが使用する大型本用のトートバックの制作や「大人の洋裁教室」オリジナルアイテムの開発、制作に取り組んでいる。 ◆講師プロフィール ◇洋裁マダム（「大人の洋裁教室」受講生） 2015年に開催した「LIFE IS CREATIVE展」から始まった、いつまでも美しく、おしゃれでありたい大人の女性のための、「大人の洋裁教室」受講生たちの愛称。「ちびっこうべ2018」「ちびっこうべ2022」にて子どもたちに洋裁技術を教える「ちびっこ洋裁工房」のサポート役として参加。2023年には「子どもの洋裁教室」の講師を担当するなど活動の幅を広げている。 ◇見寺貞子 （株式会社髙嶋デザイン製作所 代表取締役、神戸芸術工科大学 名誉教授） 武庫川女子大学家政学部被服学科卒業。関西ドレスメーカーデザイン専門学校卒業。株式会社近鉄百貨店本店入社。自社PB(プライベートブランド)の商品企画及びMDを担当。1994年に神戸芸術工科大学ファッションデザインコース専任講師就任後、芸術工学研究所所長、デザイン学部長、芸術工学研究機構長、大学院芸術工学専攻主任を歴任し、2024年3月で退任。神戸芸術工科大学 名誉教授の称号を授与される。2024年5月株式会社髙嶋デザイン製作所を設立。代表取締役として現在に至る。研究及び社会活動のテーマは「ユニバーサルファッション」。年齢や国籍、障害の有無に関わらず、より多くの人が快適 な衣生活を通じて、心豊かな暮らし・社会づくりを目指すこと。子供・シニアの着物リメイク教室や障害者施設へのデザイン指導、リカレント教育としてのセミナー開催など、ユニバーサルファッションの教育・普及に努めている。 ◇大柿玲子 （「Raysumida（ﾚｲｽﾐﾀﾞ）」デザイナー、アカペラグループ「Orientale（ｵﾘｴﾝﾀｰﾚ）」所属シンガー） 神戸芸術工科大学芸術工学部工業デザイン学科ファッションデザインコース、上田安子服飾専門学校夜間部洋裁科卒業。2002～2004年器とインテリア雑貨の店「レティーロ・エネ」開業テーブルコーディネーター3級取得。2024年より株式会社高嶋デザイン製作所勤務。2025年よりKIITO大人の洋裁教室講師。「Raysumida（ﾚｲｽﾐﾀﾞ）」キモノリメイク独自ブランド創業。20年間の育児や介護の日々は傾聴力や洞察力を高め、忍耐力と臨機応変に対応する力を鍛えた。美しいだけではなく、人に寄り添った、人の役に立つモノ作りを心掛けている。

開催期間

7月26日（土） ①10:30～11:30 ②13:00～14:00 ③14:30～15:30 （各回60分）

休業日など特記事項

月曜休館、祝日の場合は翌日

開催場所

ホームページ

https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/74988/